すき家の「からあげ」の価格は昔いくらだった?価格推移とネットの反応【値上げ?】

すき家でひっそりと販売されているからあげ、実は今よりずっと安かった時代があるんです!

牛丼のサイドメニューとして一部店舗で提供されているこのからあげ、現在の価格を見て「あれ、こんなに高かったっけ?」と感じることもあるかもしれません。

実際、数年前と比べると価格はかなり上がっている状況です。

気になって過去の価格を調べてみたので、その推移と値上げの背景、そしてネット上での反応をまとめてみました!

1. 2019年頃のからあげ価格はいくらだった?

すき家のからあげは、もともと一部店舗限定の裏メニュー的な存在でした。

2019年頃の価格は2個入りが80円、6個入りが230円という設定だったんです。

今から考えるとかなりの激安価格です。

当時の口コミを見ると「揚げたて熱々でカリカリ」「他のチェーン店より断然おトク」といった声が多く見られました。

ちなみに同時期のローソンのからあげくんが5個入りで216円、マクドナルドのチキンナゲットが5個入りで200円だったことを考えると、すき家のからあげのコスパの良さが際立っていたことが分かります。

もも肉を使った本格的なからあげがこの価格で食べられたのは、今思えば貴重な時代だったのかもしれません。

2. 2019年10月の増税でいくら値上げされた?

大きな転機となったのが2019年10月の消費税増税のタイミングでした。

このとき、6個入りのからあげは230円から280円へと一気に50円も値上げされています。

税率が8%から10%に上がったわけですが、増税分だけなら230円×1.02=約235円のはずです。

ところが実際には280円になったため、「増税分以上の便乗値上げ」との指摘も出ていました。

具体的な価格推移は次のようになります。

1. 2019年9月まで 6個230円
2. 2019年10月以降 6個280円
3. 値上げ幅 50円(約22%アップ)

こうして見ると値上げ幅の大きさが分かります。

この時期、牛肉をはじめとする原材料価格が高騰していた背景もあり、すき家全体で価格改定が行われていたようです。

からあげについても、鶏肉価格の上昇や調理コストの増加が影響したと考えられます。

3. 2025年現在のからあげ価格はいくら?

では、現在のからあげの価格はどうなっているのでしょうか。

すき家の公式メニューによると、2025年時点での価格は2個入りが140円、6個入りが420円となっています。

2019年の価格と比較してみると、その値上げ幅に驚かされます。

価格推移まとめ

1. 2019年頃 2個80円/6個230円
2. 2019年10月 6個280円に値上げ
3. 2025年現在 2個140円/6個420円

2個入りは80円→140円で60円アップ(75%増)です。

6個入りは230円→420円で190円アップ(約83%増)という計算になります。

特に6個入りは当初の2倍近い価格になっている状況です。

この間、牛丼の並盛も値上げが続いていました。

2021年12月に400円、2024年4月に430円、2024年11月に450円と推移しています。

からあげだけでなく、すき家全体で原材料高騰の影響を受けていたことが分かります。

4. 値上げの理由は何だった?

からあげの価格が上がった背景には、いくつかの要因が重なっています。

まず大きいのが鶏肉価格の高騰です。

から揚げ専門店の店主が「鶏肉にコメ、食用油などから揚げに欠かせない食材の高騰が直撃している」とコメントしているように、から揚げ関連の食材全般が値上がりしていました。

さらに2019年10月の消費税増税、そして2024年にかけての継続的な物価上昇も影響しています。

主な要因をまとめると次のようになります。

・鶏肉などの原材料価格の上昇
・食用油やその他調味料のコスト増
・消費税増税(8%→10%)
・人件費や光熱費の上昇

これらが複合的に作用した結果といえそうです。

すき家は2024年には国産米の価格高騰を理由に牛丼も値上げしており、外食産業全体がコスト圧力に直面していたことが伺えます。

からあげについても、これらの要因が値上げに至った背景にあると考えられます。

5. ネット上での消費者の反応は?

値上げに対する消費者の反応は、正直言って複雑なものがあります。

まず味については高評価が目立ちます。

「すき家のからあげはとてつもなくサクサクでカリカリで美味しい」「牛丼よりからあげだけ食べたくなる」といった声が多く見られました。

消費者の主な意見

味やクオリティについては「カリカリジューシー」「家では作れない味」と好評です。揚げたてが提供される点も評価されています。一方で、価格については「昔より高くなった」との声も。それでも他のチェーン店と比較してコスパは悪くないという意見もあります。

ただし一部では「以前は揚げたて熱々だったのに、最近はレンチンに変わった気がする」という指摘もありました。

店舗によって調理方法に差があるのかもしれません。

価格については「増税分以上の便乗値上げ」との批判的な意見もあった一方、「他のチェーン店と比べてまだおトク」という評価も存在しています。

結局、味の満足度が高いため、値上げされても購入し続けるファンが多いようです。

まとめ

すき家のからあげは、2019年頃の2個80円・6個230円から、2025年現在は2個140円・6個420円へと大幅に値上げされていました。

特に2019年10月の消費税増税時には一気に50円も上がり、その後も段階的に価格が上昇しています。

値上げの背景には鶏肉をはじめとする原材料価格の高騰、消費税増税、そして外食産業全体のコスト増加がありました。

消費者の反応は賛否両論ですが、味の評価は高く、価格が上がってもファンが多い商品であることはたしかです。

物価上昇の波は止まりそうにありませんが、それでも美味しいものは美味しい。

たまにはすき家のからあげで、ちょっとした贅沢を楽しみたいと思った!