自転車で走っていて横断歩道に人がいる、そういう時ってどうするべき?
自転車に乗ったまま進めばいい、それとも一旦降りるべき、どっちが正しいんだろう。
実は多くの人が曖昧なまま走っています!
実のところ、その判断は自転車に乗っているか、それとも降りて押しているかで大きく変わるんです。
知っているようで確信を持てない、その微妙なラインを調べてみました!
1. 自転車に乗ったままの場合は?
自転車に乗ったままの状態は、法律では車と同じ扱いになります。
つまり、横断歩道でも歩行者と同じ保護を受けません。
警視庁のホームページでは、横断歩道は歩行者が横断するための場所なので、歩行者の通行を妨げるおそれがある場合は、自転車に乗ったまま通行してはいけないと明記しています。
歩行者がいれば、自転車は乗ったまま進むべきではないということです。
2. では、どうしたらいいの?
実際のところ、自転車で横断歩道に近づいて歩行者がいたら、一度降りて自転車を押しながら歩くというのが正解です。
自転車から降りて手で押している状態では、歩行者と同じ立場になります。
つまり、その時点で横断歩道の保護対象になるわけです。
降りて押せば、歩行者と一緒に安全に渡ることができます。
3. 歩行者がいない場合は?
ただし状況によって違います。
もし横断歩道に歩行者がいなくて、誰も横断していなければ、自転車に乗ったまま進むことは可能です。
歩行者の通行を妨げないなら、乗ったまま通行してもいいわけですね。
ただし、いつ歩行者が横断し始めるか分からないので、常に止まれるスピードで進むのが安全です。
横断歩道の手前では減速が大事。
4. 自転車横断帯がある場合は?
ちょっと複雑になりますが、横断歩道の隣に自転車横断帯という白い枠がある場合があります。
その場所では自転車が優先になり、歩行者との区分ができます。
自転車横断帯で自転車に乗ったまま進む場合は、歩行者の横断歩道とは別の場所なので、この限りではありません。
1. 自転車に乗ったまま、歩行者がいる横断歩道は進んではいけない
2. 歩行者がいたら自転車から降りて手で押す
3. 自転車から降りている状態は歩行者と同じ立場
4. 自転車横断帯がある場合はそこを使う
5. 実際に多くの人が迷う理由
自転車のこのルールが曖昧に理解されているのは、乗り物としての性質が複雑だからです。
乗っているか、降りているか、その違いが法律上の立場を大きく変えてしまいます。
実際の街中では、みんながいろいろなやり方で横断歩道を通っています。
そのせいで正しいルールが埋もれちゃってるのかもしれません。
6. 何が一番安全なのか
ルール上は自転車に乗ったまま進める場合もあります。
ですが、最も安全な判断は、迷ったら降りて押すことです。
下車することで確実に歩行者と同じ立場になり、双方が安心できます。
横断歩道は歩行者を守るための場所です。
その意図に協力することで、事故も減らせると思います。
まとめ
自転車で横断歩道に歩行者がいる場合、乗ったままでは進めません。
正解は降りて手で押すことです。
自転車から降りた時点で、歩行者と同じ立場になります。
乗ったままなのか、降りて押しているのか、その違いが横断歩道での行動を分けるルールになっているんですね。
知っているようで実は引っかかる、そんな微妙なラインでしたが、これで確信が持てるようになるんじゃないでしょうか!