月1万円の節約って、意外と達成できそうで現実的な金額だと感じます。
コンビニを少し我慢したり、スマホプランを見直したりすれば、すぐに浮かせられる金額です。
でも10年続けたら一体いくらになるのか、ちゃんと計算したことがなかったので調べてみました。
単純計算だけじゃなく、預け方や運用方法によって最終的な金額がかなり変わることもわかりました!
1. 単純に貯めるだけだといくらになる?
月1万円を10年間貯め続けた場合、計算はとてもシンプルです。
1万円×12ヶ月×10年で、合計120万円になります。
毎月コツコツ貯めるだけでも、10年後には結構まとまった金額になるんですね。
120万円あれば、旅行に行ったり家電を新調したりと、色々なことができます。
月々の金額は小さくても、長期間続ければ立派な資産になるということがわかりました。
ただし、これはあくまで「ただ貯めるだけ」の場合の話です。
お金の置き場所や運用方法によって、最終的な金額は変わってきます。
2. 銀行預金だと利息はどれくらいつく?
普通預金や定期預金に預けた場合、利息がつくことになります。
2025年10月時点では、メガバンクの普通預金金利は年0.2%程度です。
ネット銀行では年0.2~0.6%程度となっています。
定期預金だとメガバンクで年0.275%程度となっています。
ネット銀行では年0.2~1.0%程度です。
普通預金の場合、年0.2%で毎月1万円を10年間積み立てると、利息は約1.2万円程度になる計算です。
元本120万円に対して、わずかな上乗せとなります。
定期預金の方が金利は若干高めですが、それでも現在の金利水準では大きな差はつきません。元本の安全性を重視する場合に向いています。
銀行預金のメリットは安全性が高いことですが、利息での増加はあまり期待できません。
3. 運用すると金額は大きく増える?
お金を運用する方法を選べば、120万円以上になる可能性があります。
例えば投資信託などで運用した場合、年3~10%程度のリターンが期待できることもあるようです。
もちろんリスクもあるので、必ず増えるわけではありません。
運用した場合の試算ですが、
・年利3%で運用した場合:約139万円
・年利5%で運用した場合:約155万円
・年利7%で運用した場合:約173万円
こんな感じで、複利効果によって元本より大きく増える可能性があるんです。
毎月積み立てることで、時間をかけて少しずつ資産を増やしていけます。
長期投資では年2~8%程度の利回りが期待できると言われています。
4. 節約を続けるコツってある?
10年間も節約を続けるのは、なかなか大変です。
無理な節約をすると途中で挫折してしまうので、自分にとって負担が少ない方法を選ぶのがポイントになります。
特に固定費の見直しは効果が大きいようです。
固定費の削減は一度やれば効果が続くので、おすすめとされています。
- 格安SIMへの乗り換えで月2,000円以上削減
- 使っていないサブスクの解約で月1,000円削減
- 光熱費プランの見直しで月数百円削減
スマホを格安プランに変えたり、使っていないサブスクを解約したりするだけで、月1万円くらいはすぐ浮くこともあります。
自動積立にしておけば、給料日に自動で貯蓄用口座に移されるので、意識しなくても貯まっていきます。
5. 途中で使ってしまわない工夫は?
せっかく貯めたお金を途中で使ってしまうのは避けたいところです。
一番効果的なのは、普段使っている口座とは別の口座に貯めることとされています。
目に入らなければ使いにくくなります。
定期預金や積立投資にしておくと、簡単には引き出せないので無駄遣い防止になります。
引き出すのに手間がかかる仕組みを作っておくと、衝動的な出費を防げるんですね。
また、貯める目的を明確にしておくのも大事です。
1. 別口座に自動積立する
2. 定期預金など簡単に引き出せない商品を選ぶ
3. 貯める目的を明確にする
4. 月々の進捗を記録する
「海外旅行のため」とか「車の購入資金」とか、具体的な目標があると続けやすくなるようです。
まとめ
月1万円の節約を10年続けると、基本的には120万円貯まることがわかりました。
銀行預金だと利息は1~2万円程度ですが、運用次第では複利効果で140~170万円以上になる可能性もあります。
どの方法を選ぶかは、リスク許容度や目的次第です。
大切なのは続けること。
無理のない範囲で節約して、コツコツ貯めていけば10年後にはまとまった金額になっているはずです。
調べてみて、小さな金額でも長期間続ければ大きな成果になることを改めて実感しました!