車の維持費って、毎月コツコツ払っていると気づかないうちにかなりの金額になっているんですよね。ふと「車を手放したらいくら浮くんだろう」と思って調べてみたら、想像以上の金額に驚きました!2025年の最新データを見ると、維持費は5年連続で増加しているとのことで、ますます負担が大きくなっています!
1. 毎月の車の維持費はいくらかかってるの?
2025年のソニー損保の調査によると、車を持っている人の1ヶ月あたりの平均維持費は14,100円でした[web:3][web:4]。これは保険料、ガソリン代、駐車場代、修理代などを含んだ金額で、税金やローン返済は含まれていません[web:3][web:4]。
年間に換算すると約16万9,200円になりますが、これに自動車税や車検費用も加わります[web:3][web:4]。車のタイプによっても違いがあって、軽自動車なら月10,200円、SUVやクロカンだと月18,500円が平均です[web:4][web:17]。
2021年以降、維持費は5年連続で増加しています。2024年から2025年にかけても200円増加しました[web:3][web:4]
実は、この維持費の増加は40年間で見るとさらに顕著です。全国平均では1985年~1989年の月9,092円から、最近5年間の平均は月16,891円と1.86倍になっています[web:8][web:20]!
2. 自動車税って年間でどのくらい?
自動車税は排気量によって金額が変わります。軽自動車なら年間7,200円ですが、普通車の場合は排気量が大きくなるほど高くなります[web:12][web:15]。
例えば1,000cc以下なら25,000円、1,500cc超~2,000cc以下なら36,000円です[web:15]。ただし、これは2019年10月1日以降に新規登録された車の税額で、それ以前の車はもう少し高くなります[web:12][web:15]。
注意したいのは、新規登録から13年以上経過した車は税金が15%程度増額されること[web:12]。軽自動車だと12,900円に上がってしまいます[web:12]。
車を手放せば、この自動車税が丸ごと浮く計算になりますね。
3. 駐車場代はどれくらい節約できる?
駐車場代は地域によって大きく差があります。月極駐車場の全国平均は8,288円ですが、都市部では圧倒的に高額です[web:22]。
東京都内の場合、機械式駐車場で35,000円~40,000円、平面駐車場で25,000円~30,000円が平均相場になっています[web:23]。都心部だとさらに高く、副都心エリアでは40,000円~80,000円という場所もあります[web:23]。
1. 全国平均:月8,288円(年間約10万円)
2. 東京都平均:月25,000~40,000円(年間30万~48万円)
3. 地方都市:月3,500~12,000円(年間4万~14万円)
こうして見ると、都市部で車を持つ場合、駐車場代だけで年間30万円以上かかることも珍しくありません[web:22][web:23][web:26]。
4. 保険料と車検費用はいくら浮く?
自動車保険は2025年に値上げが続いていて、1月には平均3.5~5%、10月には一部の保険会社で8.5%の大幅値上げが実施されました[web:25][web:27][web:29]。年齢や等級によって保険料は大きく変わります[web:31]。
20代前半だと車両保険なしで年間7万円台、車両保険ありで12~15万円台が相場です[web:31]。40代になると車両保険なしで年間1~3万円台、車両保険ありで3~5万円台まで下がります[web:31]。
車検は2年に1度で、1回あたり10万円前後が一般的[web:7][web:13]。年間換算すると5万円程度の負担になります[web:7][web:13]。
1. コロナ禍後の交通量回復で事故件数が増加
2. 自然災害の増加で車両保険の保険金が増加
3. 物価高騰で修理費用や人件費が上昇
4. 先進安全装備の高価なセンサー修理費増加
車を持たなければ、これらの費用が全部なくなります。
5. ガソリン代はどのくらいかかってるの?
ドライバーが負担に感じる諸経費の第1位は「ガソリン代・燃料代」で、66.0%の人が負担を感じています[web:3][web:17]。
使用頻度によってガソリン代は大きく変わりますが、年間走行距離の平均は6,728kmです[web:3][web:4]。仮に燃費がリッター15kmで、ガソリン代が1リットル170円だとすると、年間約7万6,000円になります。
通勤で毎日使う場合や、年間走行距離が長い人だと、さらに高額になるでしょう[web:3][web:4]。
6. 結局トータルでいくら節約できる?
ここまでの費用を全部合計してみます。一般的なケースで計算すると、かなりの金額になることが分かります。
- 月間維持費:年間約17万円
- 自動車税:年間2.5万~3.6万円
- 車検費用:年間約5万円
- 駐車場代:年間10万~48万円
普通車で駐車場代が全国平均の場合、年間で約40万円前後の節約になります[web:3][web:4][web:22]。都市部で駐車場代が高い場合は、年間60万円以上節約できる計算です[web:22][web:23]。
軽自動車の場合は維持費が安いので、年間30万円程度の節約になるでしょう[web:4][web:17]。
ただし、車を手放した後の交通手段にもお金はかかるので、そこは考慮が必要です。
まとめ
車の維持費を改めて計算してみると、想像以上に大きな出費になっていることに気づきました。特に都市部では駐車場代が高額で、年間で数十万円単位の負担になっています。2025年は保険料の値上げも相次いでいて、維持費の増加傾向は続いています。
自分の使用頻度や住んでいる場所を考えて、本当に車が必要かどうか見直してみるのも一つの選択肢ですね。節約できたお金で旅行に行ったり、他のことに使えたりすると考えると、ちょっと前向きな気持ちになってきます!