【値上げの歴史】松屋のカルビ焼肉定食の価格推移!理由や反応

松屋のカルビ焼肉定食、昔はもっと安かった気がする!

そう思って調べてみたら、驚きの事実が判明しました。

2000年は580円だったカルビ焼肉定食が、2025年には890円に値上がりしています。

しかも量も減っているという声も多数…気になって、カルビ焼肉定食の価格推移の詳細と、値上げの理由、消費者の反応まで調べてみました!

1. カルビ焼肉定食の価格はどう変わった?

松屋のカルビ焼肉定食は、2000年から現在まで何度も価格改定を繰り返しています。

最初は580円という手頃な価格でしたが、2025年4月には890円と、約1.5倍にまで上昇しました。

この間、一時的に値下げされた時期もありましたが、全体的には右肩上がりの傾向です。

以下が具体的な価格推移です。

1. 2000年時点 580円
2. 2004年2月 販売休止
3. 2004年5月 680円(販売再開)
4. 2005年9月 680円
5. 2012年2月 630円(値下げ)
6. 2018年4月 650円
7. 2019年10月 660円
8. 2022年5月 730円
9. 2024年4月 830円
10. 2024年7月 880円
11. 2025年4月 890円

こうして見ると、2012年には一度630円まで値下げされましたが、その後は段階的に値上げが続いています。

特に2024年4月の100円値上げは大きな話題になりました。

2. なぜこんなに値上げが続いているの?

松屋が公式に発表している値上げ理由は、主に4つの要因です。

原材料価格の高騰が最も大きな要因とされています。

牛肉をはじめとする食材の仕入れ値が上昇し続けているようです。

さらに光熱費や人件費の上昇も無視できません。

値上げの主な理由

1. 原材料価格の高騰(特に牛肉)
2. 光熱費の上昇
3. 人件費の増加
4. 配送費・包材費などの上昇

為替変動の影響も受けており、輸入牛肉のコストが変動しやすい状況です。

2025年には最低賃金の大幅引き上げも予定されており、人件費の圧力はさらに強まっているようです。

3. 消費者はどう反応している?

値上げに対する消費者の反応は、正直かなり厳しいものがあります。

「これはさすがにキツい」という声が多く、超常連だった人でも行く回数を減らしたという報告が出ています。

特に2024年4月の100円値上げは大きな転換点になっています。

値段だけでなく、量が減っているという指摘も相次いでいます。

2000年初頭には1,062kcalあったカルビ焼肉定食が、2025年には863kcalに減少しているとのデータもあります。

「価格は1.5倍、量は8割」という計算になり、実質的な値上げ幅はさらに大きいという見方もあるようです。

4. 他のメニューと比べてどうなの?

カルビ焼肉定食だけでなく、松屋の多くのメニューで値上げが行われています。

牛焼肉定食も同様に値上げされており、2025年4月時点で890円です。

基本の牛めし(並盛)も430円から460円に値上がりしました。

現在の主な定食メニューの価格はこんな感じです。

  • 牛焼肉定食 890円
  • カルビ焼肉定食 890円
  • 牛めし(並盛) 460円
  • 焼鮭朝定食 700円

定食メニューの多くが800円台後半から900円台に到達しており、「牛丼屋で1,000円近く払うのか」という声も聞かれます。

ダブル定食になると1,390円と、完全に1,000円を超える価格帯になっています。

5. 今後も値上げは続くの?

今後の見通しについては、楽観的な材料は少なそうです。

原材料費や人件費の上昇傾向は続いており、さらなる価格改定の可能性は十分にあります。

2025年10月には最低賃金の大幅引き上げが予定されているため、人件費の圧力はより強まる見込みです。

松屋は深夜時間帯(22時~翌5時)に7%前後の深夜料金を導入するなど、時間帯別の価格設定でコスト増に対応しようとしています。

ただ、この施策にも「使いづらい」という声が上がっているようです。

一方で、クーポンやキャンペーンを活用すれば、定価より100円安く食べられる機会もあります。

2025年9月23日から10月31日まで、公式アプリを使えば890円のカルビ焼肉定食を790円で食べられるキャンペーンが実施されています。

まとめ

松屋のカルビ焼肉定食は、2000年の580円から2025年の890円へと、25年間で約1.5倍に値上がりしました。

原材料費や人件費の高騰が主な理由ですが、量も減っているという指摘もあり、消費者の不満は高まっています。

今後も値上げ傾向は続く可能性が高そうです。

アプリのクーポンを活用すれば少しおトクに食べられる期間もあるので、そういう機会は見逃せないところです!